株テーマ:原子炉メーカーの関連銘柄
沸騰水型軽水炉(BWR)は、原子炉の中で蒸気を発生させてタービンを回す方式。加圧水型軽水炉(PWR)は原子炉で発生した高温の熱湯を蒸気発生器に送り、蒸気を作ってタービンを回す方式。東芝は、ウェスチングハウス(WH)を買収。三菱重工はフランスの原発大手アレバと業務提携。日立はゼネラル・エレクトリック(GE)と緊密。
三菱重工業は、2020年9月に関西電力、北海道電力、四国電力、九州電力の電力4社と共同で革新軽水炉「SRZ-1200」の基本設計を進めると発表した。従来の加圧水型軽水炉からさらなる安全性などを備えたプラントコンセプトを確立する。出力は120万kW級で2030年代半ばの実用化を目指す。
日立製作所と米GEの合弁会社日立GEニュークリア・エナジーも革新軽水炉で2030年代半ばの実用化を目指すと報じられた。既存の沸騰水型軽水炉を基に改良するとしている。