株テーマ:MSCIの関連銘柄
MSCIは2024年2月29日、世界主要国の上場株を対象とした世界株指数「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)」から中国株66銘柄を除外する。
ACWIは国・地域別の47指数から成り、先進国や新興国の上場株を幅広く組み入れている。ACWIに連動する三菱UFJアセットマネジメントの「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」は、NISA利用した投信販売ランキングの上位を維持している。
今回のACWI見直しでは101銘柄が除外される。中国株の組み入れ数は従来の765銘柄から704銘柄へと減る。
ACWIの中国本土株組み入れ比率は従来の2.49%から約0.02%低下し2.47%となる。インドは131銘柄から136銘柄へと増える。組み入れ比率も1.77%から1.81%へと上昇する。
日本株は、SCREEN HDが新規採用される。採用銘柄数は225から218に減るが、日本株の組み入れ比率は5.41%と上昇する。除外銘柄は、住友化学、ベイカレント・コンサルティング、コーエーテクモ、コーセー、王子ホールディングス、オープンハウスグループ、東ソー
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
日本を含む先進国ならびに新興国の株式に投資し、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果をめざして運用を行う。