株テーマ:フェイスシールドの関連銘柄

フェイスシールド関連株

フェイスシールドは、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、医療現場で入手しにくい状況が続いている。異業種からの支援も相次いでおり、リコーは3Dプリンタや金型を用いた量産技術を活用することで、フェイスシールドの生産を開始し、感染症指定医療機関に対して無償提供する。2020年5月末までに8000個を生産する予定。

日産自動車は、試作車のパーツ製造に使う3Dプリンターなどで、医療用フェイスシールドを月間2500個製造する。トヨタやホンダも3Dプリンターを活用した生産を発表している。トヨタは4月27日よりこれまでの約20倍となる月産4万個(約2000個/日)まで大幅に増産し、今後月産約7万個(約3600個/日)レベルまで生産を拡大する予定。

日立グループは、日立オートモティブシステムズ、日立グローバルライフソリューションズ、日立ターミナルメカトロニクスで、2020年5月中旬から週2000-3000個のペースでフェイスシールドの生産を開始する。6月には1万個に生産量を拡大する予定。

高機能フィルムメーカーの恵和は、医療機関向けフェイスシールド用フィルムの提供を開始する。NISSHAは、2016年に米国の医療用器具メーカーを買収しており、医療用フェイスシールドへの参入を決めた。国内10万個、海外7万個の供給を目指す。

キヤノンは本体上部に暑さ対策用のファンを取り付けたフェイスシールドを開発し、社内の生産現場で使用を始めた。

大日本住友製薬は自動車部品の河村化工と共同で、フェースシールドを5月中旬までに2万個生産し、特定警戒都道府県中心に無償提供する。マスクや防護服の提供も検討する。

住友ベークライトは、飛沫感染防護マスク(フェイスシールド)の生産を開始する。同社はプラスチック配合技術、シート化技術を生かし、医療用ゴーグルなども生産しており、ゆがみ無く軽量で高強度のポリカーボネート樹脂を用いたフェイスシールドを早期に量産する。

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株式情報更新 (11月23日)


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