株テーマ:医療用ガウンの関連銘柄
医療用ガウン(アイソレーションガウン)関連株
医療系商社のアズワンでは、多くの医療用ガウン(アイソレーションガウン)が受注停止となっている。帝人フロンティアは、検査や診察など手術用途以外に着用するアイソレーションガウンの不織布仕様の型紙を公開し、ガウン不足の解消を支援する。帝人は5月から国内の工場で月に5万着の生産を行う。海外の協力会社工場なども活用し、さらに数百万着を生産する計画。
ホギメディカルは、菌が透過しにくいディスポーザブル不織布を使ったバクテリアバリア性を持つディスポーザブルガウン・キャップ・マスクなどを提供している。ナガイレーベンは、2020年5月から医療用リユーザブルアイソレーションガウンの生産を開始、6月以降に国内外の工場で月産20万枚レベルに生産能力を引き上げ、全国の医療施設へ提供する。
王子ネピア(王子 HD)は紙おむつ用不織布の生産体制を増強し、医療用ガウン(アイソレーションガウン)の基材を月に約80万着分供給する。川本産業は、感染対策用品としてサージカルマスク、アイシールドマスク、アイソレーションガウンなど、多種多様な製品を提供している。
TSI HDはアパレル業界で初めて医療用ガウンの生産を始め、9月末までに100万着を生産する。
倉敷紡績は、中国への依存度が高く、国内の医療現場で不足が深刻な問題となっている医療用ガウンを、国内生産する。医療機関での使用を前提に、防水性能で世界基準(AAMIレベル3)をクリアした使い捨てタイプで、ポリエステル不織布と特殊ポリエチレン系フィルムのラミネート基材の医療用ガウンを販売する。使用しているフィルムラミネート不織布も外販する。生産能力は月1万着で7月1日から販売を開始する。