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(7751) キヤノン メディカル事業を成長の柱に
(7751)キヤノンは、メディカル事業を今後の成長の柱として位置づけ、大幅な拡大方針を打ち出した。現在の売上高比率約15%を2倍の30%まで引き上げるだ。キヤノンは2016年に東芝メディカルシステムズ(現キヤノンメディカルシステムズ)を約6655億円で買収し、医療機器分野への本格参入を果たした。
現在、キヤノンのメディカル事業は、CT(コンピューター断層診断装置)やMRI(磁気共鳴画像診断装置)などの画像診断機器を中心に展開している。国内市場ではCTでトップシェアを誇るが、海外市場では独シーメンスや米GE、蘭フィリップスなどの大手に後れを取っている状況だ。
早期に2桁の利益率を達成し、BIG3に伍していける盤石な経営基盤を構築する目標達成に向け、キヤノンは研究開発投資の強化やM&Aを積極的に推進する方針だ。キヤノンの2023年12月期決算では、連結売上高が前期比3.7%増の4兆1810億円、連結営業利益が同6.2%増の3754億円となった。メディカル事業を含む新規事業の売上高は1兆2000億円近くまで成長し、全社に占める構成比は28%に達している。
メディカル事業の拡大戦略は、キヤノンの中長期経営計画「グローバル優良企業グループ構想フェーズ」の重要施策の一つだ。
https://www.asset-alive.com/tech/code2.php?code=7751
現在、キヤノンのメディカル事業は、CT(コンピューター断層診断装置)やMRI(磁気共鳴画像診断装置)などの画像診断機器を中心に展開している。国内市場ではCTでトップシェアを誇るが、海外市場では独シーメンスや米GE、蘭フィリップスなどの大手に後れを取っている状況だ。
早期に2桁の利益率を達成し、BIG3に伍していける盤石な経営基盤を構築する目標達成に向け、キヤノンは研究開発投資の強化やM&Aを積極的に推進する方針だ。キヤノンの2023年12月期決算では、連結売上高が前期比3.7%増の4兆1810億円、連結営業利益が同6.2%増の3754億円となった。メディカル事業を含む新規事業の売上高は1兆2000億円近くまで成長し、全社に占める構成比は28%に達している。
メディカル事業の拡大戦略は、キヤノンの中長期経営計画「グローバル優良企業グループ構想フェーズ」の重要施策の一つだ。
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