送電線建設工事の（1960）サンテックは15日、2025年3月期第2四半期（2024年4月1日～9月30日）の連結決算を発表した。売上高は前年同期比22.8%増の277億15百万円となった。利益面では、営業利益が6億66百万円（前年同期は7億62百万円の損失）、経常利益が9億54百万円（同3億24百万円の損失）、親会社株主に帰属する四半期純利益が4億1百万円（同4億4百万円の損失）と、大幅な増益となった。

業績回復の主な要因は、工事の進捗が順調に推移したことによる売上高の増加と、売上総利益率の改善だ。また、前年同期に発生したインドネシア孫会社株式の追加取得に伴う一時的な費用がなくなったことも寄与した。

通期の連結業績予想については、売上高540億円（前期比6.0%増）、営業利益9億円、経常利益15億円、親会社株主に帰属する当期純利益9億円を見込んでいる。

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