鴻海精密工業の2024年12月の売上高が6548億台湾ドルとなり、前月比2.64%減となったものの、前年同月比では42.31%増と大幅な伸びを記録した。これは2021年12月の7176億台湾ドルに次ぐ、歴史的な高水準だ。

クラウド・ネットワーク部門は、AI関連製品の需要が引き続き好調で、顕著な成長を示した。一方、コンピュータ関連部門は前月の年末商戦向け出荷の反動で減少した。

2024年通期の売上高は8兆5990億台湾ドルとなり、前年比11.37%増と過去最高を更新した。第4四半期も1兆3230億台湾ドルと、前年同期比15.17%増を達成している。