注目銘柄

    米国IT大手のデータセンター投資計画
    グーグル、自社データセンター向けエネルギーパークにも投資

    グーグルは、自社データセンターの電力供給を目指し、再生可能エネルギーの大規模エネルギーパーク建設プロジェクトに投資する。インターセクト・パワーおよびTPGライズと提携し、約200億ドル(約3兆300億円)を投じる計画だ。

     インディアナ州: 20億ドル
     ミズーリ州カンザスシティ: 10億ドル
     フィンランド: 11億ドル
     アイオワ州シーダーラピッズ: 5億7600万ドル

    また、タイでは10億ドルを投じてバンコクとチョンブリにデータセンターを建設する計画だ。

    アマゾン、15年で1500億ドルの巨額投資

    アマゾン・ドット・コムは、向こう15年で1500億ドル(約22兆7100億円)近くをデータセンターに投じる計画を発表した。クラウド市場で圧倒的な地位を占める同社は、AIブームによる需要増加に対応する態勢を整える。

     インディアナ州: 110億ドル
     ミシシッピ州: 100億ドル
     サウジアラビア: 53億ドル
     日本: 150億ドル
     メキシコ: 50億ドル(2025年初頭に稼働予定)

    アマゾンは過去2年間で世界のデータセンター建設・運営に1480億ドルの予算を振り向けており、バージニア州北部やオレゴン州の既存拠点拡張に加え、新たな地域への進出も計画している。これら巨大IT企業によるデータセンター投資競争は、AIブームを背景に今後も激化すると見られる。各社は電力供給や環境への配慮も含めた総合的な戦略を展開しており、2025年はAIデータセンター産業にとって大きな転換点となりそうだ。

    マイクロソフト、800億ドルの大型投資

    マイクロソフトは、2025年度(2025年6月終了)にAI(人工知能)ワークロードを処理するデータセンター建設に800億ドル(約12兆6000億円)を投資する計画を発表した。この投資の半分以上が米国内のプロジェクトに充てられる見込みだ。

     ウィスコンシン州: 33億ドル
     インディアナ州北西部: 10億ドル
     ジョージア州: 10億ドル
     フランス: 43億ドル
     ドイツ: 35億ドル
     イギリス: 32億ドル
     スウェーデン: 32億ドル

株式情報更新 (1月6日)


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