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TSMC vs. サムスン:FOPLP技術で激突、異なる材料選択が行方を左右
TSMCとサムスンは、ファウンドリ市場だけでなく、新興分野であるファンアウトパネルレベルパッケージング(FOPLP)技術でも熾烈な競争を繰り広げている。
FOPLP技術は、従来の円形ウェハーを使用する代わりに正方形パネルを使用することで、コーナー部分のチップ廃棄を排除できる。600×600mmのパネルでは300mmウェハーの5~6倍のチップ生産が可能とされている。
サムスンはFOPLP技術において、一般的なプラスチックをコア材料として採用する見通しだ。一方、TSMCはガラスパネルを採用する方針だ。本格的な量産開始は、2024年下半期から2028年の間と予測されている。
FOPLP技術は、従来の円形ウェハーを使用する代わりに正方形パネルを使用することで、コーナー部分のチップ廃棄を排除できる。600×600mmのパネルでは300mmウェハーの5~6倍のチップ生産が可能とされている。
サムスンはFOPLP技術において、一般的なプラスチックをコア材料として採用する見通しだ。一方、TSMCはガラスパネルを採用する方針だ。本格的な量産開始は、2024年下半期から2028年の間と予測されている。