(6752)パナソニックホールディングス(HD)は、電気
自動車(EV)向けの新型
リチウムイオン電池「4680」の量産準備をが完了している。この新型電池は、米テスラへの供給を見込んでいる。
新型の「4680」電池は、直径46ミリ、長さ80ミリの円筒形で、現在主力の「2170」電池と比べて容量が約5倍になる。これにより、EVの航続距離を従来比で約2割延ばせる可能性があるという。
パナソニックHDは、約700億円を投じて和歌山県紀の川市の工場を改修し、「4680」電池の生産ラインを新設した。当面の生産能力は年間数ギガワット時分とし、テスラの最終評価が終わり次第、量産を開始する方針だ。