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法人企業景気予測調査が示す企業の景況感
令和6年10~12月期の法人企業景気予測調査の結果によると、企業の景況感は緩やかな改善傾向にあるものの、先行きには慎重な見方が示されている。
大企業の景況判断BSIは5.7%ポイントとなり、3四半期連続で「上昇」超となった。業種別では、製造業が6.3%ポイント、非製造業が5.4%ポイントといずれも改善している。特に化学工業や情報通信業が景況感の押し上げに寄与した。
従業員数判断BSIは大企業で27.4%ポイントと54期連続で「不足気味」超となっており、人手不足が継続している。設備投資については、令和6年度は全規模・全産業で前年度比10.3%増加の見込みだ。
令和6年度の企業収益見通しは、売上高が前年度比2.7%増、経常利益が2.0%増と予想されている。ただし、製造業の経常利益は4.2%減少の見込みで、業種間でばらつきがみられる。
大企業の景況判断BSIは5.7%ポイントとなり、3四半期連続で「上昇」超となった。業種別では、製造業が6.3%ポイント、非製造業が5.4%ポイントといずれも改善している。特に化学工業や情報通信業が景況感の押し上げに寄与した。
従業員数判断BSIは大企業で27.4%ポイントと54期連続で「不足気味」超となっており、人手不足が継続している。設備投資については、令和6年度は全規模・全産業で前年度比10.3%増加の見込みだ。
令和6年度の企業収益見通しは、売上高が前年度比2.7%増、経常利益が2.0%増と予想されている。ただし、製造業の経常利益は4.2%減少の見込みで、業種間でばらつきがみられる。