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    決算 2024/11/12 14:42
    (5232) 住友大阪セメント (2267) ヤクルト本社 決算サマリー:住友大阪セメント、ヤクルト本社が下方修正で大幅安
    住友大阪セメントが2025年3月期第2四半期の連結業績と通期業績予想の修正を発表した。第2四半期の売上高は前年同期比1.1%減の1,086億円、営業利益は24.0%増の22億円となった。セメント事業では国内需要の減少により販売数量が落ち込んだものの、値上げ効果や製造コスト改善により損益は改善した。一方、新材料事業では半導体製造装置向け電子材料の需要減少が響いた。

    通期連結業績予想は下方修正され、売上高は前回予想比2.5%減の2,238億円、営業利益は24.3%減の84億円となる見込みだ。セメント国内需要の回復の遅れが主因とされている。

    ヤクルト本社が2025年3月期第2四半期の連結業績と通期業績予想の修正を発表した。第2四半期の売上高は前年同期比0.9%増の2,550億円、営業利益は4.3%減の337億円となった。国内では乳製品販売が伸び悩んだものの、海外事業が好調に推移した。特に米州地域の売上高が25.5%増と大きく伸長した。

    しかし、通期の連結業績予想は下方修正され、売上高は前回予想比4.0%減の5,120億円、営業利益は10.2%減の615億円となる見込みだ。国内外での販売本数が当初計画を下回る見通しであることや、想定以上の円高進行が要因とされている。

    同社は海外展開を成長ドライバーとしており、特に米国では第2工場建設の準備を進めるなど積極的な投資を行っている。一方で、国内市場の成熟化や中国経済の回復遅れなどが課題となっている。

株式情報更新 (11月21日)


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