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2024/11/12 13:22
(1803) 清水建設 上方修正、増配と自社株取得の拡大、政策保有株式の縮減も加速で大幅高
清水建設は2025年3月期の業績予想を上方修正し、増配と自社株取得の拡大を発表した。売上高は前回予想から600億円増の1兆8600億円に引き上げた。主に国内建築工事の進捗が順調なことが要因だ。
利益面では、国内の建築・土木工事で採算が改善する見通しから、営業利益を150億円増の560億円、経常利益を130億円増の540億円とした。親会社株主に帰属する当期純利益は200億円増の600億円に上方修正した。政策保有株式の売却を加速させ、特別利益の増加を見込んでいる。
配当については、中間配当を前回予想から6円増配の17円50銭とし、期末配当予想も同額に引き上げた。これにより年間配当は12円増配の35円となる見通しだ。
自社株取得については、200億円を上限とする新たな枠を設定した。2024年度の取得済み分145億円と合わせ、年間の自社株取得額は345億円となる。
清水建設は「資本コストや株価を意識した経営」を推進するとしており、今回の施策で総還元性向は98.2%に達する見込みだ。政策保有株式の縮減も加速させ、2027年3月末までに連結純資産の10%以下にする新たな目標も掲げている。
利益面では、国内の建築・土木工事で採算が改善する見通しから、営業利益を150億円増の560億円、経常利益を130億円増の540億円とした。親会社株主に帰属する当期純利益は200億円増の600億円に上方修正した。政策保有株式の売却を加速させ、特別利益の増加を見込んでいる。
配当については、中間配当を前回予想から6円増配の17円50銭とし、期末配当予想も同額に引き上げた。これにより年間配当は12円増配の35円となる見通しだ。
自社株取得については、200億円を上限とする新たな枠を設定した。2024年度の取得済み分145億円と合わせ、年間の自社株取得額は345億円となる。
清水建設は「資本コストや株価を意識した経営」を推進するとしており、今回の施策で総還元性向は98.2%に達する見込みだ。政策保有株式の縮減も加速させ、2027年3月末までに連結純資産の10%以下にする新たな目標も掲げている。