注目銘柄
2024/3/15 08:43
(4901) 富士フイルム HD 30年ぶり株式分割
富士フイルム HDは、3月7日に過去最高値の10165円をつけ、全体の急落に巻き込まれたが、連日の小陽線で下げ渋っていた。写真、医療機器、医薬、液晶フィルム、半導体材料、事務機器と事業のバランスが良く、M&Aにも積極的な姿勢が評価されている。
約1000億円投じ米半導体材料メーカーを買収し、バイオ医薬品製造受託(CDMO)の新設備稼働など、成長分野で二刀流の活躍が期待される。連続最高益、連続増配を続ける企業は海外投資家に受け入れやすい。
富士フイルムはこれまでCDMOに約1兆円を投じ、拠点の拡充を進めてきた。同時にフィルム事業などで培った設備設計技術を転用し、純度の高い抗体を効率良く製造する「連続生産」と呼ばれる手法を展開している。スイスのロンザ、独ベーリンガーインゲルハイム、韓国のサムスンバイオロジクスの3社を追い、CDMOで世界首位を目指す。
インスタントカメラ「チェキ」も好調で、円安も寄与している。3月末には1株を3株に分割する。株式分割は30年ぶりとなる。
約1000億円投じ米半導体材料メーカーを買収し、バイオ医薬品製造受託(CDMO)の新設備稼働など、成長分野で二刀流の活躍が期待される。連続最高益、連続増配を続ける企業は海外投資家に受け入れやすい。
富士フイルムはこれまでCDMOに約1兆円を投じ、拠点の拡充を進めてきた。同時にフィルム事業などで培った設備設計技術を転用し、純度の高い抗体を効率良く製造する「連続生産」と呼ばれる手法を展開している。スイスのロンザ、独ベーリンガーインゲルハイム、韓国のサムスンバイオロジクスの3社を追い、CDMOで世界首位を目指す。
インスタントカメラ「チェキ」も好調で、円安も寄与している。3月末には1株を3株に分割する。株式分割は30年ぶりとなる。