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2024/3/6 06:42
(7203) トヨタ自動車 株式分割後の調整後最高値
トヨタ自動車の株価が3600円台を突破し、史上最高値を更新した。これは、2021年9月に行われた株式分割後の調整後最高値となる。
トヨタの業績は好調で、2024年3月期の連結純利益は前期比83%増の4兆5000億円に上方修正された。これは、2022年3月期の最高益を1兆6000億円以上上回る見込みだ。
買っているのは、主に外国人投資家で、電気自動車(EV)大手テスラに代わり、ハイブリッド車(HV)好調のトヨタを買い増ししているとみられる。EVばかり評価してきたグローバル投資家の一部に、HVで世界トップ、業績好調のトヨタを見直す動きがある。
EVの過大評価とは、新しもの好きの富裕層のテスラ車選好が一巡し、頻繁に値下げをしてきたことで、買い控えている面もある。充電時間が長く、急速充電でも20~30分くらい必要なことが、消費者に煩わしさを植え付けている。全固体電池EVが実用化されるまでの課題だが、全固体電池ではトヨタがトップランナーである。
フォードは、EVへの大型投資を見直し、HVに注力することを検討していると、報じられている。トヨタの好業績は円安が押し上げている面もあるが、時間軸でEVに傾注せず、HVを地道に育ててきた勝利でもある。
トヨタの業績は好調で、2024年3月期の連結純利益は前期比83%増の4兆5000億円に上方修正された。これは、2022年3月期の最高益を1兆6000億円以上上回る見込みだ。
買っているのは、主に外国人投資家で、電気自動車(EV)大手テスラに代わり、ハイブリッド車(HV)好調のトヨタを買い増ししているとみられる。EVばかり評価してきたグローバル投資家の一部に、HVで世界トップ、業績好調のトヨタを見直す動きがある。
EVの過大評価とは、新しもの好きの富裕層のテスラ車選好が一巡し、頻繁に値下げをしてきたことで、買い控えている面もある。充電時間が長く、急速充電でも20~30分くらい必要なことが、消費者に煩わしさを植え付けている。全固体電池EVが実用化されるまでの課題だが、全固体電池ではトヨタがトップランナーである。
フォードは、EVへの大型投資を見直し、HVに注力することを検討していると、報じられている。トヨタの好業績は円安が押し上げている面もあるが、時間軸でEVに傾注せず、HVを地道に育ててきた勝利でもある。