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2024/1/12 06:47
(1332) ニッスイ 値上げで出直り歩調
ニッスイは、12月に821円まで上昇した後、調整局面に入っていたが、家庭用と業務用の冷凍食品計352品の出荷価格を引き上げると発表し、出直り歩調となっている。、原材料の価格高騰、国内外での人件費の増加、燃料・包装資材費および物流費の高騰野ため、家庭用と業務用の冷凍食品計352品の出荷価格を、約3~17%引き上げると発表した。家庭用は3月1日、業務用は4月1日の納品分からそれぞれ値上げする。
ニッスイは、2025年3月期の連結業績予想で、営業利益は320億円(前期比110.0%増)を見込む。過去最高だった2019年3月期の301億円を上回り、2年ぶりに過去最高を更新する。増益の要因は、主力の水産加工品事業の回復と、完全養殖事業の拡大による。来期の値上げも業績に寄与しそうだ。
完全養殖事業は、サバやタイなどの養殖量を拡大し、新規事業の創出に注力する。ニッスイは、2050年までに完全養殖の魚介類の供給量を現在の100万トンから1000万トンに拡大する目標を掲げている。日本で初めて人工種苗100%を使用した完全養殖「黒瀬ぶり」を実現しており、養殖ブリの2030年度水揚げ尾数目標300万尾を掲げている。ブリではニッスイが民間で初めて商用生産を実現しており同社の強みになっている。
ニッスイは、2025年3月期の連結業績予想で、営業利益は320億円(前期比110.0%増)を見込む。過去最高だった2019年3月期の301億円を上回り、2年ぶりに過去最高を更新する。増益の要因は、主力の水産加工品事業の回復と、完全養殖事業の拡大による。来期の値上げも業績に寄与しそうだ。
完全養殖事業は、サバやタイなどの養殖量を拡大し、新規事業の創出に注力する。ニッスイは、2050年までに完全養殖の魚介類の供給量を現在の100万トンから1000万トンに拡大する目標を掲げている。日本で初めて人工種苗100%を使用した完全養殖「黒瀬ぶり」を実現しており、養殖ブリの2030年度水揚げ尾数目標300万尾を掲げている。ブリではニッスイが民間で初めて商用生産を実現しており同社の強みになっている。