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2023/6/23 10:32
(3880) 大王製紙 セルロースナノファイバーで半導体材料開発
大王製紙は、セルロースナノファイバー(CNF)の新たな用途開発として東北大・東大・産総研と共同で半導体材料開発を開始する。NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「先導研究プログラム/新技術先導研究プログラム」に採択され、本年度より4者で共同研究を行う。
植物から作られるCNFから、n 型半導体特性が発見されており、人工物である金属、セラミックス、ポリマーと異なる天然素材から新しいバイオ半導体の分野の開拓が期待される。高価な高純度シリコン素材やレアメタルを用いた化合物半導体と異なり、低廉で無害のバイオ素材による半導体作製の可能性も出ている。
NEDOは、水分散液(150トン/年)、乾燥体(63トン/年)、複合樹脂(100トン/年)の3つのパイロットプラントを大王製紙三島工場に設置し、CNFのコスト低減を実現できる製造プロセス開発を進めている。
植物から作られるCNFから、n 型半導体特性が発見されており、人工物である金属、セラミックス、ポリマーと異なる天然素材から新しいバイオ半導体の分野の開拓が期待される。高価な高純度シリコン素材やレアメタルを用いた化合物半導体と異なり、低廉で無害のバイオ素材による半導体作製の可能性も出ている。
NEDOは、水分散液(150トン/年)、乾燥体(63トン/年)、複合樹脂(100トン/年)の3つのパイロットプラントを大王製紙三島工場に設置し、CNFのコスト低減を実現できる製造プロセス開発を進めている。