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2023/5/8 10:39
(7885) タカノ 米国で半導体検査装置の販売を強化
タカノは、米国で半導体検査装置の販売を強化する。タカノは、半導体の回路線幅が数十ナノ(ナノは10億分の1)メートルと2~3世代前のミドルレンジの検査装置を手掛けており、米国で需要が高まっている。最先端の装置を使う必要がないパワー半導体の検査がターゲット。高精度検査装置の価格は1台10億円程度だが、ミドルレンジの検査装置は数千万円レベルで、特需が発生しているという。
タカノは、2017年9月に(7732)トプコンの子会社から半導体関連分野に係る外観検査装置事業を譲り受け、製造・販売を強化してきた。ウェーハ外観検査装置 (Vi series)は、トプコンが引き継いできた。
タカノの検査装置部門は液晶製造向けの検査装置が主力で、売上高が2022年3月期で59億円超と全体の約26%を占めている。半導体検査装置の拡大に加えて、製造装置の制御などに使うモーターの電磁アクチュエーターの販売を中国で強化する。太陽光パネルや液晶などの製造装置への組み込みを強化するため、中国広東省に新会社を設立した。
タカノは、2017年9月に(7732)トプコンの子会社から半導体関連分野に係る外観検査装置事業を譲り受け、製造・販売を強化してきた。ウェーハ外観検査装置 (Vi series)は、トプコンが引き継いできた。
タカノの検査装置部門は液晶製造向けの検査装置が主力で、売上高が2022年3月期で59億円超と全体の約26%を占めている。半導体検査装置の拡大に加えて、製造装置の制御などに使うモーターの電磁アクチュエーターの販売を中国で強化する。太陽光パネルや液晶などの製造装置への組み込みを強化するため、中国広東省に新会社を設立した。