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    2023/2/15 10:46
    (4755) 楽天グループ 最終損益は3728億円の赤字
    前12月期売上は14.6%増の1兆9278億円、営業損益は3638億円の赤字、最終損益は3728億円の赤字となった。売上は楽天証券をはじめ、金融事業で利用者が増えたことから過去最高となったが、携帯電話事業で通信エリアを拡大するための基地局建設の投資が先行しており、赤字は4年連続で過去最大の赤字となった。モバイル事業の営業赤字は4928億円で、ECなどインターネットサービス事業や金融事業の利益でも埋めきれていない。

    楽天モバイルは携帯電話料金の「0円プラン」廃止を発表して以来、契約数が減少しており、契約回線数は格安スマホを含めて、昨年9月末時点で518万件と昨年3月末時点からは50万件も減少している。巨額の先行支出が続く携帯電話事業の設備投資や運転資金などに充てるため、個人向けとしては過去最大規模の2500億円規模の社債発行に踏み切っていた。市場ではモバイルから撤退すべきとの声も上がっている。

株式情報更新 (11月23日)


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