シリコンスタジオは、（7270）ＳＵＢＡＲＵ向けに走行デザインレビューシステムを開発した。（7595）アルゴグラフィックスとの産業向けゲームエンジン活用に関する協業で、設計中の車両を実際に走行しているような状態で確認できるシステムとなっている。米エピックゲーム社のゲームエンジン「アンリアルエンジン 4」を使用して開発されたもので、ＳＵＢＡＲＵが保有する３Ｄビジュアライゼーションソフトウェアで制作された車両モデルデータを取り込むと、走行状態を再現可能なデータに変換し、実際に走行しているようなシーンがリアルタイム３ＤＣＧで生成、描画される。

ゲームエンジンは、コンピューターグラフィックスによるアプリケーションやコンテンツ開発において、必要なライブラリやツールなどの機能がまとまったＧＵＩベースの統合開発環境で、自動車や建築、製造業などの産業分野で活用が進んでいる。