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2023/1/16 10:27
(4568) 第一三共 mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチン「DS-5670」について、国内製造販売承認を申請
第一三共は、開発中の新型コロナウイルス感染症に対するmRNA(メッセンジャーRNA)ワクチン「DS-5670」について、国内製造販売承認を申請した。mRNAワクチン2回接種完了後の健康成人及び高齢者約5000名を対象とした国内第1/2/3相臨床試験の結果に基づくもので、成人向けの3回目の追加接種用で、流行初期に主流だった従来株に対応する。並行して、DS-5670のオミクロン株対応ワクチンの開発を進めている。
米ファイザーや米モデルナと同じmRNAワクチンで、米2社製を3回接種した場合と比べ、感染を防ぐ「中和抗体」の量が同程度に増え、副反応の発生割合も同等としている。米2社製は冷凍保存が原則必要なのに対し、第一三共製は冷蔵保存(2から8度)が可能で扱いやすい。純国産ワクチンとしては、塩野義製薬が開発中の「遺伝子組み換えたんぱくワクチン」を昨年11月に承認申請している。またKMバイオロジクスが「不活化ワクチン」で今春の申請を目指している。
米ファイザーや米モデルナと同じmRNAワクチンで、米2社製を3回接種した場合と比べ、感染を防ぐ「中和抗体」の量が同程度に増え、副反応の発生割合も同等としている。米2社製は冷凍保存が原則必要なのに対し、第一三共製は冷蔵保存(2から8度)が可能で扱いやすい。純国産ワクチンとしては、塩野義製薬が開発中の「遺伝子組み換えたんぱくワクチン」を昨年11月に承認申請している。またKMバイオロジクスが「不活化ワクチン」で今春の申請を目指している。