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    2022/9/28 10:48
    (7004) カナデビア 舶用原動機事業を分社化
    日立造船は、舶用原動機事業を分社化して新会社を発足させ、今治造船から35%の資本参加を受け入れる。日立造船はドイツ・スイスの二大ブランドメーカーからライセンスを受け、これまでに計4285万馬力、2975台を製造してきた。造船事業は、国内外での競争激化や鋼材等資源価格の変動といった厳しい事業環境にあり、事業体制の再構築による競争力の強化を図る。新会社の売り上げ規模は200億円程度になる見込み。

    日立造船はアンモニアや水素を燃料とする船舶の新たなエンジンの開発に向けて今治造船と技術的な連携をする。日立造船本体からスピンアウトすることで、財務体質が改善され、今治造船はエンジンの安定供給につながる。船用原動機事業は赤字が続いていた事業であり、今治造船からの出資受け入れによるシナジー効果が期待できる。

株式情報更新 (11月23日)


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