スタンレー電気と本田技研工業は、株式を相互取得し、資本関係を強化することで、次世代自動車ランプの共同開発で合意した。スタンレーは第三者割り当てによる自己株式の処分で、1株当たり2534円で750万株、190億円相当の株式をでホンダに割り当てる。また、ホンダ株式をほぼ同額の190億円を市場で買い付ける。ホンダの持ち株比率は9.99%に高まる。ホンダはスタンレーの第2位の大株主の位置づけは変わらない。

スタンレー電気とホンダは、包括的な資本業務提携契約を締結し、ＣＡＳＥ等に対応し、交通死亡事故ゼロに貢献する次世代ランプシステムの開発を推進する。またグローバルでの価格競争力を推し進めるための製品開発の効率化や部品の共有化も行う。