東京応化工業は、経営資源を中核の材料事業に集中するため、装置事業を、微細塗布技術や高精度貼り合わせ技術をコア技術として、液晶パネル製造装置の開発メーカーであるＡＩメカテック譲渡する。東京応化工業は、半導体関連の高機能材料だけでなく、半導体用シリコン貫通電極形成プロセス等に使用されるウエハハンドリングシステム「ゼロニュートン」や、主にパワー半導体向けに用いられるプラズマアッシング装置などの装置事業も手掛けている。

ＡＩメカテックは、筆頭株主のポラリスなどが、1株1800円で220万株を売り出し、東京応化工業と（6440）ＪＵＫＩが取得する。ＪＵＫＩとは資本業務提携し、開発委託や共同購などの協業範囲を拡大する。