富士フイルムは、
アルツハイマー病の進行予測
AIを用い、軽度の認知障害患者が2年以内に
アルツハイマー病へ進行するかどうかを最大88%の精度で予測する技術を開発した。富士フイルムが高度な画像認識技術などを応用して開発したもので、学習データが少ない中でも予測できる。脳のMRI検査の三次元画像から、
アルツハイマーの進行と関連性が高いと言われている、海馬や前側頭葉を中心とした区域をそれぞれ特定し、深層学習を用いて進行を識別する。関連性の低い区域を排除して学習することで、限られたデータでの学習における個人差の影響を低減でき、高い予測精度を実現出来るとしている。