ENEOS HDは、仏トタルエナジーズとアジアでの法人向け
太陽光発電自家消費支援事業に関する合弁契約を締結した。両社で50%ずつ出資し、今後5年間で2ギガワットの発電容量の開発を計画する。トタルエナジーズは、2030年までに
再生可能エネルギー電源の発電容量を100ギガワットに拡大することを目指しており、
太陽光発電による2ギガワットの分散型電源の発電容量を保有している。
再生可能エネルギー由来の電気を企業に直接売る「コーポレートPPA(電力購入契約)」という仕組みで、長期契約で電気を売買する。2ギガワットは
原発2基分に相当する容量で、再生エネルギー由来の需要が高まることに対応する。