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2022/1/31 10:39
(6645) オムロン サプライチェーンのマイナス影響が想定より拡大
4-12月売上は19%増の5586億円、営業利益は57.5%増の668億円、純利益は32.2%増の448億円となった。営業利益は過去最高だが、部材不足や物流の混乱といったサプライチェーンのマイナス影響が想定より拡大しており、部材を十分確保できず、社内目標を下回っている。制御機器事業、電子部品事業はグローバルの需要を捉えて大幅増収で、ヘルスケア事業は血圧計の需要が堅調だったが、物流混乱の影響で減益となった。
通期売上は7800億円から7600億円、営業利益は980億円から880億円、純利益は655億円から570億円へ下方修正した。サプライチェーンの混乱による部材不足や部品価格・物流費の高騰などの影響を織り込んでいる。受注は継続して好調で、営業利益は減額でも過去最高となる見通し。3月上旬には、次期長期ビジョンおよび中期経営計画説明会を予定しているが、この時期の下方修正は株価に痛手。
通期売上は7800億円から7600億円、営業利益は980億円から880億円、純利益は655億円から570億円へ下方修正した。サプライチェーンの混乱による部材不足や部品価格・物流費の高騰などの影響を織り込んでいる。受注は継続して好調で、営業利益は減額でも過去最高となる見通し。3月上旬には、次期長期ビジョンおよび中期経営計画説明会を予定しているが、この時期の下方修正は株価に痛手。