日本郵政は2022年3月期の経常利益を7300億円から9200億円と26％上方修正した。日本郵便でのコストコントロールや国際物流事業の好調、ゆうちょ銀行での外債投資信託やプライベートエクイティファンドの収益が想定市場で増益となる見通し。

また、2022年3月期第2四半期(4-9月)の経常利益は51.9％増の5476億円となった。

日本郵便の経常利益は124％増の348億円。国際物流事業の増益などが寄与した。

ゆうちょ銀行の経常利益は89.2％増の3256億円。金融市場の安定やプライベートエクイティファンドからの分配金増加などが貢献した。

かんぽ生命の経常利益は12.9％増の1838億円。キャピタル損益の改善などが寄与した。

日本郵政の株価は0.75％高の855.9円で推移している。