第一三共は2022年3月期のコア営業利益を700億円から900億円と28.6％上方修正した。「リクシアナ」「インジェクタファー」を中心に好調で200億円の増益となる見通し。

また、2022年3月期第2四半期(4-9月)のコア営業利益は41.7％増826億円となった。主力の「リクシアナ」「エンハーツ」「インジェクタファー」などが伸びた。

新型コロナウイルスへの取組では、遺伝子(mRNA)ワクチンでは日本でのフェーズ1/2試験を実施。アストラゼネカの新型コロナワクチンの製剤化では、2021年6月に日本政府を通じた東南アジア等への提供を進めているとしており、第1四半期の情報と変化は無かった。

第一三共の株価は1.6％高の2865.5円で推移している。