ダイセルは2025年度までに、
半導体の回路形成に使う
フォトレジストの原料となるポリマー(LCP)や高純度溶剤の増産体制を整備する。液晶ポリマーはダイセルが世界シェア4割を持ち、5年間で500億円を投資する方針を打ち出していた。
フォトレジスト各社が増産に乗り出しており、ダイセルも中国や台湾にも工場を新設し、生産能力をさらに4割引き上げる。
また京都大学と、
木材や農水産廃棄物などの
バイオマスを高機能な材料や化学品に変換し、森林の再生や、農水産廃棄物の高付加価値利用に還元する包括連携協定を締結した。低
炭素社会の実現に向けた研究開発も加速する。