半導体関連株は世界的に調整が続いているが、SUMCOの下落率は大きい。この銘柄は信用取引による短期的な需給に影響されることが多く、一部は信用期日を迎える玉もあり、見切り売りが出ているようだ。1-6月営業利益は6.3%減の217億円だが、12月通期営業利益は14.8%増の342億円を据え置いている。シリコンウエハは300ナノメートルロジック向けが需要拡大、メモリー向けは、DRAMに続き
NANDも回復に転じており、第3四半期以降も増産対応でも需要に追いついていない。スポット価格は値上げで決着しており、業績面ではやや売られ過ぎと見られる。