日本オラクルは、2021年6月24日、2021年5月期の1株あたり配当を1146円とすると発表した。普通配当が154円、特別配当が992円となる。日本オラクルの配当は2019年5月期が136円、2020年5月期が149円となっており、大幅な増配となる。

余剰金の配当は、事業計画に必要な資金需要、業績、キャッシュ・フローのバランスを総合的に勘案し、財務基盤の健全性、経営の自由度を確保しながら、株主への利益還元に努めることを基本方針とするとしている。

なお、2021年5月期の決算を発表し、経常利益は3％増の709億円となった。通期では営業利益、経常利益、純利益共に過去最高益を達成した。

日本オラクルの株価は2021年に入ってから下落傾向が続いている。大幅な増配で株価の流れが変わるかに注目をしておきたい。