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2021/3/9 13:16
(5802) 住友電気工業 自動車向け事業の利益改善を期待
住友電気工業は、自動車の電源や情報を伝送するワイヤーハーネスなどの自動車関連事業や5Gの立ち上がりなどで需要が増加する光ファイバーなどの情報通信事業、電力ケーブルなどの環境・エネルギー関連事業などを展開する。経常利益は新型コロナの影響などで2018年の1886億円から2019年は1304億円と減益で推移。2020年度は36.4%減の830億円を計画する。
21年3月期第3四半期(4-12月)を見ると、ワイヤーハーネスなどの自動車関連事業の利益が前年同期の465億円から135億円、自動車向けへの販売が主力の超硬工具などの産業素材関連事業が108億円から9億円に減少していることから、新型コロナの影響による自動車生産の落ち込みが主な減益要因となっている。
一方、トヨタ自動車は21年2月に通期販売台数を750万台から760万台に上方修正するなど自動車は好調に推移しており、来期は自動車向け事業の利益改善が期待される。株価も1800円あたりまでの上昇が期待できそうだ。
また、欧州で洋上風力発電電源や国家間連携送電事業の活発化で、住友電工が開発した業界最高電圧クラスの±525kV直流XLPE絶縁ケーブル技術は陸上送電ケーブルに加え、今後は海底送電ケーブルでの本格採用が見込まれているとしている。海底送電ケーブル技術の開発も進めており、洋上風力関連でも期待感がある。
21年3月期第3四半期(4-12月)を見ると、ワイヤーハーネスなどの自動車関連事業の利益が前年同期の465億円から135億円、自動車向けへの販売が主力の超硬工具などの産業素材関連事業が108億円から9億円に減少していることから、新型コロナの影響による自動車生産の落ち込みが主な減益要因となっている。
一方、トヨタ自動車は21年2月に通期販売台数を750万台から760万台に上方修正するなど自動車は好調に推移しており、来期は自動車向け事業の利益改善が期待される。株価も1800円あたりまでの上昇が期待できそうだ。
また、欧州で洋上風力発電電源や国家間連携送電事業の活発化で、住友電工が開発した業界最高電圧クラスの±525kV直流XLPE絶縁ケーブル技術は陸上送電ケーブルに加え、今後は海底送電ケーブルでの本格採用が見込まれているとしている。海底送電ケーブル技術の開発も進めており、洋上風力関連でも期待感がある。