注目銘柄

    上方修正 2021/2/8 08:01
    (6146) ディスコ 半導体切断研磨装置で世界シェア8割、6月までは工場がフル稼働の見通し
    3月通期売上を21.4%増の1713億円、営業利益を30%増の474億円、21.5%増の336億円と開示したものの、事前予想を下回ったため、調整局面に入っている。ただし想定為替が1ドル=100円のため上振れ余地は残している。半導体切断研磨装置で世界シェア8割を占めるため、業績への懸念は無用。むしろ6月までは工場がフル稼働との見通しを明らかにしている。

    株価調整はかなり進んでおり、200日移動平均や一目均衡表の雲上限に達したことで、週末は小反発となっていた。値頃感はあるが、株価の絶対水準が高いため、昨年11月に上放れの起点となった窓上限の31500円を割り込まないか確かめたい。

    なお化合物半導体ウエハー表面の欠陥検査装置は、(2760)東京エレクトロンデバイスが手がけている。化合物半導体は5GやEVの基幹デバイスとされており、極めて重要なもので、わずかな傷が歩留まりや性能に影響することがある。これから注目度の上がる銘柄と見られる。

株式情報更新 (11月25日)


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