TDKの2021年3月期第1四半期(4-6月)の営業利益は26.2％減の184億円となった。通期は28.5％減の700億円を計画しており、進捗率は26.2％となっている。

主なセグメント別では、二次電池や電源のエナジー応用製品の利益は18.1％増の312億円。ICT市場や産業機器向けの販売が大幅に増加した。

コンデンサやインタラクティブデバイスなどの受動部品の利益は25.2％減の77億円。セラミックコンデンサはICT向けが増加する一方、自動車や産業機器市場向けが減少。インタラクティブデバイスは主に自動車市場向けが減少した。

HDD用ヘッドなどの磁気応用製品の利益は▲38億円(前期は32億円)。ICT向けや自動車市場向けが減少した。

TDKの株価は40円高の10810円で推移している。