オリエンタルランドの2021年3月期第1四半期(4-6月)の経常利益は▲152億円となった(前期は327億円)。東京ディズニーランド・東京ディズニーシーの両パークが新型コロナウイルスの影響で20年2月29日から臨時休園となったことが影響した。

セグメント別営業利益では、テーマパークが▲114億円(前期は271億円)、ホテルが▲31億円(前期は37億円)となった。

7月中旬時点の業績状況は、7月1日の再開日から入園者制限を段階的に引き上げ、通常時の50％以下の入園者数で運営しており、営業利益はマイナスの状況としている。

業績回復に向けて、入園者数の制限を徐々に緩和するものの、安全・安心を最優先し、引き続き入園者数を制限する。また、今後のパーク状況を踏まえながら、運営時間の延長やディズニーランドの大規模開発エリアの開業時期などを判断するとしている。

オリエンタルランドの株価は690円安の12860円で推移している。