富士フイルム HDは、
アビガンの
臨床試験(
治験)を、最大1000人規模でクウェートで始めると報じられている。国内や米国では
治験の参加者集めが難航しており、
アビガンの製造・販売権を持つインド後発薬大手ドクター・レディーズ・ラボラトリーズが主体となって実施する。
アビガンの後発薬は中国、ロシア、インドで新型
コロナ治療薬として承認されており、クウェートでの
治験データを国内
承認申請にも活用する見込み。
承認申請については厚労省と協議中と見られているが、安全性や効果が確認できれば
治験データは必要なしとしている国の方針に迎合せず、あくまで
治験データを積み重ねる方針のようだ。