注目銘柄
2020/5/12 20:40
(6925) ウシオ電機 20年3月期経常利益は23.6%減
ウシオ電機の2020年3月期経常利益は23.6%減の87億円となった。光源事業で液晶パネルの需要減少や半導体の設備投資抑制の継続、新型コロナウイルスによる需要減少などが影響した。
セグメント別では、光源事業の利益は27.6%減の60億円。露光用UVランプは液晶パネルの生産調整や価格下落、新型コロナウイルスの影響による中国での稼働低下などで需要が減少。半導体向け光加熱ランプでは半導体の設備投資抑制の継続で需要が減少した。
装置事業の利益は3億円(前期は▲3億円)。映像装置ではシネマやアミューズメントパーク向けに固体光源を搭載したプロジェクターニーズの高まりでRGBレーザープロジェクターの販売が拡大する一方、新型コロナウイルスの影響によるレンタルキャンセルや納入の遅延が発生。光学装置ではIoT進展に伴うデータセンター向け需要増加を背景に最先端ICパッケージ基盤向け分割投影露光装置などが増加。EUVリソグラフィ技術開発進展による次世代半導体の量産化ニーズの高まりで、EUVリソグラフィマスク検査用RUV光源の販売が増加した。
2021年3月期の業績予想は未定としている。5GやIoT、AIの活用進展で半導体や電子デバイス市場での需要拡大が見込まれる一方、最終製品消費低迷によるランプのリプレイス需要の減少が懸念される。また、各国の入国・移動制限継続により、装置据え付けや立ち上げ作業の遅延、商談の遅れなどが懸念されるとしている。
ウシオ電機の株価は22円高の1181円で推移している。
セグメント別では、光源事業の利益は27.6%減の60億円。露光用UVランプは液晶パネルの生産調整や価格下落、新型コロナウイルスの影響による中国での稼働低下などで需要が減少。半導体向け光加熱ランプでは半導体の設備投資抑制の継続で需要が減少した。
装置事業の利益は3億円(前期は▲3億円)。映像装置ではシネマやアミューズメントパーク向けに固体光源を搭載したプロジェクターニーズの高まりでRGBレーザープロジェクターの販売が拡大する一方、新型コロナウイルスの影響によるレンタルキャンセルや納入の遅延が発生。光学装置ではIoT進展に伴うデータセンター向け需要増加を背景に最先端ICパッケージ基盤向け分割投影露光装置などが増加。EUVリソグラフィ技術開発進展による次世代半導体の量産化ニーズの高まりで、EUVリソグラフィマスク検査用RUV光源の販売が増加した。
2021年3月期の業績予想は未定としている。5GやIoT、AIの活用進展で半導体や電子デバイス市場での需要拡大が見込まれる一方、最終製品消費低迷によるランプのリプレイス需要の減少が懸念される。また、各国の入国・移動制限継続により、装置据え付けや立ち上げ作業の遅延、商談の遅れなどが懸念されるとしている。
ウシオ電機の株価は22円高の1181円で推移している。