双日の2020年3月期当期利益は13.6%減の608億円となった。通期は600億円を計画しており、計画より8億円上回った。合成樹脂取引の減少やメタノール価格の下落などによる化学の減収や、海外
石炭事業の販売価格下落などで金属・資源での減収などが影響した。
主なセグメント別では、化学の利益は3.1%増の92億円、金属・資源の利益は33.8%減の201億円となった。
2021年3月期当期利益は34.2%減の400億円を計画する。業績予想は新型
コロナウイルスの影響で、足元の状況が3カ月継続すると仮定して算出したとしている。
双日の株価は8円高の255円で推移している。