インターネットイニシアティブ(IIJ)は、2020年4月23日、リモートアクセスサービスの設備を大幅に増設すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、急増するテレワーク需要に対応する。

IIJは、クラウド型リモートアクセスサービスとしてメールや社内システム利用など一般的な業務に適した「IIJ GIO リモートアクセスサービス」やWeb会議などに最適なVPNサービス「IIJフレックスモビリティサービス」を提供している。

IIJフレックスモビリティサービスの契約デバイス数は4月20日時点で2月末の2.5倍、3月の申し込みデバイス数が2月の約9倍となった。また、IIJフレックスモビリティサービス トラフィックも2月後半から3月、4月と倍増するペースで増えているとしている。

IIJは設備を増強し、今後現状の数倍の顧客(数十万デバイス)を収容できる規模まで増強するとしている。

インターネットイニシアティブの株価は30円高の3800円で推移している。