キヤノンは、通期営業利益を2150億円から1880億円と12.5%下方修正した。レーザープリンターの景気回復の遅れによる下振れや、インクジェットプリンター市場も引き続き縮小する。
一方、
半導体露光装置はメモリー価格に下げ止まり傾向がみられるなど市況の底入れの兆しが見えている。有機ELディスプレイ製造装置は中小型パネル向けの投資が回復に向かう見込み。
ネットワークカメラは、セキュリティに対する需要の高まりやアナログカメラからの買替需要などから市場拡大が継続するとしている。
キヤノンの株価は16円安の2934円で推移している。