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2019/6/18 10:51
(6701) 日本電気 ドイツ気象庁からスーパーコンピューター「SX―オーロラツバサ」を受注
NECはドイツ気象庁からスーパーコンピューター「SX―オーロラツバサ」を受注した。「SX―オーロラツバサ」は設置面積が従来機種の10分の1で、消費電力が5分の1と小型省電力を実現している。AI・ビックデータ解析、資源探査、画像解析、セキュリティ領域での活用を想定していたが、ドイツ気象庁は、ゲリラ豪雨の予測精度を高めて洪水対策に役立てるようだ。計算能力はドイツ気象庁の現行機種の6倍で、短時間で高精度の予測が可能になる。
受注額は5000万ユーロ(約61億円)で、イタリア、スイス、ポーランドなどがドイツと同じ気象用プログラムを使用しているため、これらの国々からの受注も期待出来る。NECは欧州の気象局からの受注を21年までに200億円、他の用途を含めると1000億円の受注を目指す。国内では慶応大学が同型のスパコンを導入している。
受注額は5000万ユーロ(約61億円)で、イタリア、スイス、ポーランドなどがドイツと同じ気象用プログラムを使用しているため、これらの国々からの受注も期待出来る。NECは欧州の気象局からの受注を21年までに200億円、他の用途を含めると1000億円の受注を目指す。国内では慶応大学が同型のスパコンを導入している。