FDKは、2019年5月9日、SMD対応小型全固体電池の高容量化品を開発したと発表した。IoT機器やウエアラブル機器、半導体関連製品などに安全・安心に電力を供給する。

FDKは2018年12月に世界最高水準の高電圧のSMD対応小型全固体電池を開発。今回は従来比2.5倍の体積エネルギー密度の高容量化を実現。さらに、電子部品規格に準拠した形状への変更を行うことで、酸化物系のバルクタイプのSMD対応小型固体電池では従来比3.5倍の業界最高の電池容量を実現したとしている。

2019年5月中旬からサンプル出荷を開始。2020年度からの量産に向けた対応を進める。

FDKの株価は34円高の1041円で推移している。