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2019/4/2 10:39
(6730) アクセル 完全自動運転に向けた研究開発がNEDOの事業に採択され急上昇 AIエッジコンピューティングでリアルタイム性の実現と従来比10倍以上の消費電力対性能の達成を目標
アクセルは、2019円3月29日、NEDOが公募した「高効率・高速処理を可能とするAIチップ・次世代コンピューティングの技術開発/研究開発項目(1)革新的AIエッジコンピューティング技術の開発」事業に採択されたと発表した。
研究テーマは「完全自動運転に向けたシステムオンチップとソフトウエアプラットフォームの研究開発」で、AIエッジコンピューティングにおける限られた計算資源下において、リアルタイム性の実現と従来比10倍以上の消費電力対性能の達成を目標にする。
アクセルは、完全自動運転に特化した独自のアクセラレーター及びメニーコア混在のヘテロジニアスSoCの研究開発を主に担当。2021年度をめどに試作チップの完成を目指すとしている。
データ受送信するタイムラグが0.001秒になる第5世代移動通信システム(5G)。5Gを経由して遠隔地からハンドルやブレーキを操作する自動運転への応用が期待されている。日本経済新聞によると、4Gの場合、時速100キロメートルでブレーキを踏むとブレーキが作動するまでに1メートル以上進んでしまうが、5Gならばわずか数センチメートルで済むという。
自動運転への応用期待が高まるが、5Gで0.001秒のタイムラグに抑えられるのは基地局と端末を結ぶ5Gの無線区間のみ。基地局から先の基幹網やインターネットではタイムラグが生じ、混雑によってはどんどん大きくなるという。
「エッジコンピューティング」とは、ネットに接続されたカメラや自動運転などネットワークのエッジ(端)の情報端末で大量のデータを処理するもの。安価な機器で動作するソフトがあれば、データをクラウドに送って解析するよりも、その場で処理する方が安価になるという。データを集めた場所に近い所で処理できれば、自動運転などのタイムラグ問題への対応ができるようになるという。
研究テーマは「完全自動運転に向けたシステムオンチップとソフトウエアプラットフォームの研究開発」で、AIエッジコンピューティングにおける限られた計算資源下において、リアルタイム性の実現と従来比10倍以上の消費電力対性能の達成を目標にする。
アクセルは、完全自動運転に特化した独自のアクセラレーター及びメニーコア混在のヘテロジニアスSoCの研究開発を主に担当。2021年度をめどに試作チップの完成を目指すとしている。
データ受送信するタイムラグが0.001秒になる第5世代移動通信システム(5G)。5Gを経由して遠隔地からハンドルやブレーキを操作する自動運転への応用が期待されている。日本経済新聞によると、4Gの場合、時速100キロメートルでブレーキを踏むとブレーキが作動するまでに1メートル以上進んでしまうが、5Gならばわずか数センチメートルで済むという。
自動運転への応用期待が高まるが、5Gで0.001秒のタイムラグに抑えられるのは基地局と端末を結ぶ5Gの無線区間のみ。基地局から先の基幹網やインターネットではタイムラグが生じ、混雑によってはどんどん大きくなるという。
「エッジコンピューティング」とは、ネットに接続されたカメラや自動運転などネットワークのエッジ(端)の情報端末で大量のデータを処理するもの。安価な機器で動作するソフトがあれば、データをクラウドに送って解析するよりも、その場で処理する方が安価になるという。データを集めた場所に近い所で処理できれば、自動運転などのタイムラグ問題への対応ができるようになるという。