新元号が「令和」に決まったことで、社名（レイワ）の連想から昨日後場は買い気配となっていた。一時は375円まで上昇したものの、大引けでは23円高の339円となっていた。いささか令和の読み方まで注目する悪乗りかと思われたが、何と引け後に業績上方修正を発表した。2019年2月期通期売上は125億円から114億円に下方修正となったが、営業利益は6億2000万円から8億9600万円、純利益は3億9000万円から6億円へ上方修正された。

イベント、展示会、テレビＣＭの企画、映像制作が主力事業だが、大型案件が来期にずれ込み、売上が減少するものの、電通、博報堂など大手を経由しない取引で利益率が改善したようだ。洒落のつもりのご祝儀買いが、まさかの上方修正で、棚からぼた餅の大幅高となりそうだ。期末配当も6円から8円に増配することもあり、意外高となりそうだ。