川崎重工業は、中国で
産業用ロボットの生産能力を7割増やすと日本経済新聞が報じた。2017年度の販売台数を2016年度比7割増の約8000台に引き上げるという。
中国では、人件費の上昇や人手不足からロボットの採用業種が広がっている。川崎重工業は、2016年に人と一緒に仕事ができる「協調型」ロボットを生産する最先端の
産業用ロボット工場を建設。また、医療用ロボットの拡大なども計画している。
これまでは、自動車、電子機器工場向けの大型ロボットが中心だったが、食品や生活用品など幅広い業種の工場でも
自動化が進むことから、製品の置き換えや塗布などに使える中小型の生産に注力する。