大日本印刷はVR(仮想現実)コンテンツを観るHMD(ヘッド マウント ディスプレイ)向けに、眼の疲労が軽減できる
液晶パネル部品を開発した。ゴーグル型のHMDは頭の動きに合わせて映像も動くため「VR酔い」の問題点がある。大日本印刷は色の重なりで画像がぼやけるのが原因と見て、新たなフィルムを開発し、
ゲーム機メーカーにサンプル出荷した。
HMD向けフィルムの市場規模は100-200億円規模だが、大日本印刷は2021年度までに50億円の売上を目指す。VR・AR関連市場は2021年に3100億円まで拡大すると見られている。