豊田通商は次世代自動車に関連したビジネスの開発・推進を行うための「ネクストモビリティ推進部」を新設し、社内ファンドの「ネクストテクノロジーファンド」を設立している。運用規模は60億円で、1件あたり5億円と規模は小さいが、従来とは異なる意思決定で、新規事業を発掘することが狙い。第1号案件は東南アジア最大の
配車サービス「グラブ」となった。グラブの
配車サービスの利用者は1日あたり300万人、登録ドライバーは120万人に上っている。トヨタもグラブと
配車サービス領域で協業を開始したと発表している。