注目銘柄

    注目銘柄 2017/8/23 13:10
    (4565) ネクセラファーマ 連日の安値 決算発表後から株価が低迷
    そーせいグループは8月10日に第1四半期の決算を発表。売上高は前年比81.5%減の27億円、営業利益は94.4%減の7.3億円となった。前年同期にあったアラガン社からの100億円を超える契約一時金がなくなったことが主因で、決算発表後から株価が下落し低迷している。そーせいグループの収益の大半は、医薬品などの開発進捗に伴って発生するマイルストン収入だが、マイルストンを受け取る時期を予測することは困難で、各会計年度ごとの売上収益額に大きな変動が生じる。

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    そーせいの主な開発状況としては、アラガン社と行うアルツハイマー病などの中枢神経疾患治療に向けた開発では、約751億円の開発マイルストンと約2909億円の販売に関連したマイルストンを受領する。アストラゼネカ社と行う複数のがん種を標的とするがん免疫療法の開発では、約656億円の開発・販売マイルストンを受領する。

    アルツハイマー病 統合失調症】
    2016年4月、アラガンとヘプタレスが開発したアルツハイマー病等の中枢神経系疾患の治療に向けたムスカリン受容体サブタイプ選択的作動薬化合物群の開発及び販売に向け、提携。上市に至った際には最大約6.65億ドル(約751億円)の開発マイルストンと販売に関連したマイルストンとして最大25.75億ドル(約2909億円)を受領する。また、売上高に応じて最大2桁比率の段階的ロイヤリティを受領する。

    がん免疫療法
    2015年8月、アストラゼネカと複数のがん種を標的とするがん免疫療法の開発で、グローバルな提携契約を締結。2016年6月に第Ⅰ相臨床試験を開始。2017年4月に前臨床試験で抗PD-L1阻害剤との併用効果を確認。今後開発が進められると、5億ドル(約565億円)の開発及び販売マイルストンと販売高に応じた最大2桁比率の段階的ロイヤリティを受領する。

株式情報更新 (11月23日)


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