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2017/8/21 17:36
(6146) ディスコ 半導体製造装置のキーワードは「切る」、「磨く」
半導体メモリはNAND型フラッシュメモリだけでなく、DRAMも販売額が過去最高となっている。データセンター需要が旺盛で、7-9月期は新型スマホ向けの需要も盛り上がるため、価格上昇が懸念されている。シリコンサイクルなのか、スーパーサイクルなのかは判別しがたいが、メーカーの増産体制が整わず、シリコンウェハや半導体製造装置の不足も目立っている。
現在の相場環境では大型株は敬遠され、中小型株に絞る必要はあるが、半導体関連の中でも「切る・磨く」といった分野に特化した企業の上昇が目立つ。東京エレクトロンの高値からの下落率が10%を超えることに対して、切断装置に特化しているディスコは4.4%に留まっている。週末は米アプライド マテリアルズの好決算に刺激を受けて反発したが、ディスコは25日移動平均に支えられた上昇トレンドが継続している。来期予想PERは900円に接近すると見られ、大幅増配も期待されることから、いずれ海外投資家が戻ってこよう。
現在の相場環境では大型株は敬遠され、中小型株に絞る必要はあるが、半導体関連の中でも「切る・磨く」といった分野に特化した企業の上昇が目立つ。東京エレクトロンの高値からの下落率が10%を超えることに対して、切断装置に特化しているディスコは4.4%に留まっている。週末は米アプライド マテリアルズの好決算に刺激を受けて反発したが、ディスコは25日移動平均に支えられた上昇トレンドが継続している。来期予想PERは900円に接近すると見られ、大幅増配も期待されることから、いずれ海外投資家が戻ってこよう。